令和8年4月1日、道下団地町内会は、市の「電子町内会推進事業」に新たに参入いたしました。
私たちの町内会は、飯坂町の南端、平野に位置しています。近隣には、古くは奥州藤原氏の流れをくみ平安時代末期に信夫地方を治めていた佐藤氏一族、そして、松尾芭蕉の奥の細道の俳句にも詠まれた義経・弁慶ゆかりの地もあります。また、その後の米沢藩時代の領地であった当時の名残も垣間みることが出来ます。
この由緒ある地に、「道下団地町内会」として昭和59年に発足以来42年の歴史を刻んでいますが、ご多分に漏れず住民の高齢化の波は急速に押し寄せて来ています。しかし、一方では世代を超えて若い息吹も根付いています。数年前、30代の若い町内会長が就任した際、SNSによる文書の回覧手法を取り入れたのです。利用者は、ごく一部の人たちに限られていましたが、それが電子町内会の萌芽として歴代会長にその精神がしっかりと受け継がれてきました。
町内会専用のプリンターやパソコンなどの機器を少しづつ買い揃い、徐々に環境を整えてきました。そして、令和7年、デジタル化に熱意と意欲を燃やす80代の町内会副会長兼デジタル研究会リーダーが中心となって、現状改革への強い思いを込めて大きく舵を切り、市の「電子町内会推進事業」参入への新たな一歩を踏み出したのです。
しかしながら、スマホなどのデジタル機器に不慣れな方々、とりわけ高齢者などへのデジタル格差解消は喫緊の課題であり、より丁寧な対応が必要と認識しています。勿論、最大限の努力は怠らない覚悟であり、不安払拭に向けて地道な対応策を講じて参る所存です。
まだ、歩みを始めたばかりで不十分な点も多々ありますが、町内会活動の電子化メリットを限りなく活かし、安心・安全な町づくりに、このサイトが僅かなりともお役に立てれば幸甚と思っています。

