今期栄町親交会会長を仰せつかりました庄子勝と申します。
こちら栄町では昭和55年以来、45年にわたり商売をさせて頂いております。
今年は昭和100年、戦後80年、私を含めた同級生は70歳の古希を迎え、また阪神淡路大震災からは30年という正に節目の年となります。
町内会の存在意義の原点を再確認して来たるべき災害等に備えるべく、隣近所との連携を一層密にすべきだと思っております。
事業所が多く、居住者の少ない栄町においてはそう簡単にはいかないことではありますが、会員の皆様の親交のお手伝いは積極的にさせていただきます。
そのひとつに町内会の最大イベントである、秋の例大祭があります。栄町では昭和 12年建造の立派な提灯屋台を所有・管理し、小倉寺に格納してあります。
毎年祭前日に人力で栄町までこの山車の運搬を行っておりますが、近年の人員不足と高齢化によりいささか困難な状況にあり、近い将来を考えても倉庫の移転が急務であり最重要課題であると考えております。
相当な費用が掛かるでしようし、立地場所の選定も容易ではありません。そこでプロジェクト ・チームとして施設管理部を新設し、この難題にあたることとしました。
いずれにしても、かっての活気あふれる栄町を取り戻すには栄町親交会の会員を増やし、新しい知恵とエネルギーを注入することだと思いますので皆様のご協力を切にお願いいたします。
若干ネガテイプなお話となってしまいましたが、明るい話題としては駅前の新施設の開業が2029年に予定されていることです。
臥薪嘗胆の4年間を経由すれば栄町にとってはまさに光明であり、苦境からの脱出口だと思っています。この新施設を地元の我々栄町町民が大いに活用することで、人々が集う賑わいの街を再建できると確信いたします。
最後に、人脈もなければ金脈もなし。学識もなければ品格もない私ではありますが、これから一つ一つ学びながら、明るく楽しいバリアフリーな町内会作りのお手伝いをさせて頂きますので、更なるご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。