渡利舘町会会長(第11代)の髙橋敬一と申します。
当町会は、昭和38年に16世帯で誕生しましたが現在は、166世帯の純住宅地の町会です。

先人の話によると、町会誕生当時は、田んぼの中に、ポツンポツンと家が建ち、道路は砂利道側溝もなく雨が降ると道は泥んこになり、歩くのも大変苦労したと伺っています。後に、歴代町会役員が各方面に陳情を重ね、道路改良と舗装・側溝整備・上下水道等の整備がされ現在に至っています。

私がこの町会に越して来たのは平成3年で、その時はすでに現在の町会の態をなしていました。また、私が町会役員のお手伝いを始めたのは、平成13年からで、会計監査が始まりでした。その後、総務部長・副会長を経て、令和3年1月任期半ばで前会長が急逝したことに伴い会長代行を務め、同年4月の定期総会において会長に就任し、2年目になります。 

近年は昭和年代に入居した方が高齢化等により、空き家になることが続きましたが、最近はその跡地に新たな住まいが建ち、若い世代の方が入居するようになり、一時期10名弱まで減少した児童の数も25名まで増え喜ばしいことです。一方65歳以上の高齢者は年々増え続けているのも現状です。(令和4年現在 ; 高齢化率38.2%、高齢者世帯率67.1%)

このような状況にあることから、年代を超えた町会会員の融和を図ることを目的として、様々な取り組みを行い会員の参加を模索しております。 

以下にその主な取り組みについてご紹介いたします。


  • 花いっぱい運動 (福島市社会福祉協議会の助成あり)
    • 旧くるみ川河川敷跡地を福島市から借用し「町会花壇」とし季節の花を植えています。
      ※子供達も参加していましたが、コロナ禍以降は子供の参加は控えています。
  • 緑の街づくり推進運動
    • チューリップの球根を福島市から頂き「町会花壇」に植付け。
  • 落ち葉等たい肥化モデル事業
    • ゴミ減量作戦の一助として福島市から、たい肥作成用「タヒロン」を借用し、家庭から出る落ち葉・雑草等を入れたい肥化し、「町会花壇」に散布し活用している。
  • 小地域活動 (福島市社会福祉協議会の助成あり)
    • 高齢者と児童との芋煮会の開催  ※コロナ禍以降は中止しています。
  • ふれあいサロン (福島市社会福祉協議会の助成あり)
    • シニア部(老人クラブ)会員を対象とし、講演・体操・旅行・レク・新年会等行っています。
  • 渡利子ども見守る会への参加 (現在10名が登録、児童の登校日に見守り活動を実施)
  • 小学校の夏休み期間行うラジオ体操時、見守りを兼ねシニア部会員の参加。
  • 花見山周辺草刈り清掃作業ボランティアへの参加 (花見山観光振興協議会主管)
  • 殿上山周辺草刈り清掃作業ボランティアへの参加 (隣接春日町会と合同)  等です。

以上簡単ですが、ごあいさつと致します。

(令和4年10月 髙橋 記)